がむしゃらに暴れていて、ふと涙で滲んだ目で見たモノにはっと息を呑んだ。 包帯が赤く染まっていて、私の制服や床にも血がついていた。 私が暴れて、 傷口開いちゃった・・・・? 私を助けてくれた傷。 そう思ったら怖くなって、もう身動きが取れなくなった。 「・・・っぇ・・・ヒック・・・」 抵抗を諦めてただ泣くだけの私に、ヒロ兄が動きを止めた。 拘束する力が緩んだのに気がついて、私は慌ててヒロ兄の下から這いずり出た。