「あのさ。乃乃を庇ったコトは事実でも、怪我は不幸な事故だし、乃乃が気に病むことじゃない。・・・・でしょ?『先生』?」
律に話を振られてヒロ兄が軽く肩を竦める。
「まあね。庇ったのは俺の勝手だし、乃乃が心配することじゃないよ?」
「でもぉ・・・っ」
「ダメだ。ホラ、今日は送ってってやるから、帰ろう。」
「っ・・・律の分からず屋っ!!」
律の手を振り払って、ヒロ兄のトコロへ駆け寄った。
睨みつけてくる律が・・・・
コワイッ!!
だけど私だってオカシナコト言ってるつもりはないよ!?
暫くして律が小さく溜息を吐いて
真っすぐ私を見詰めて言った。
「彼氏の気持ちも少しは察しろ。・・・単なる看病でも、他の野郎のトコに行かせらんねぇんだよ。」


