カノジョのお仕事★











「っ・・・乃乃、危ない」


・・・・え?








大きく見開いた視界の中で、巨大なアーチがゆっくり倒れてきて





「きゃあ!!」






ぎゅっと目を瞑ると、どおんとお腹を奮わせるような大きな音がした。


そっと目を開ける。




尻もちを突いて投げ出していた私の足の先に、アーチが倒れていて、紙の装飾が風ではためいていた。




・・・よ、よかった・・・
どうやら潰されずに済んだみたい。



ほっとして―――




地面に落ちた血に心臓が鋭く鳴った。










「・・・ヒロ兄・・・っ!!」