無様なカノジョと思われようとも、歩けないモノは仕方ないので、涙目で律にしがみ付いてヨロヨロ出口へ向かう。
「うん。やっぱこーでなくっちゃな♪」
な、なにがぁ?
「これなら不自然じゃなく、彼氏に頼るカノジョ、だろ。完璧!」
そ、そうか!!
・・・・そうか?
外に出た途端、彼氏にべったりへばりついている私に周囲の目が集中して
恥ずかしくなった私は更にぎゅうううと律にしがみ付いた。
本当は離れたいんだけど、今手を放したら絶対へたりこんじゃう。
律が王子様モードでふふっと私の頭を撫でる。
「カワイイな乃乃は。そんなにオバケ怖かったの?」
いえ、いっそコワイのはお化け屋敷で豹変する彼氏さんデス。


