いきなり腕を掴んでずんずん歩きだした律に、私も慌ててついて行く。
少し歩いて、卒塔婆の影に押し込められた。
見下ろす律の顔がさっきのお化けより迫力デスが・・・!?
「てんめぇ~・・・女子力なさ過ぎだろっ!ボケチビッ!!」
「ふへっ!?」
「フツーなら『きゃーこわーい』かなんか言って、彼氏に抱きつく場面だろ!?たとえクソ素人くさいお化けが出て来たとしても黄色い悲鳴を上げて彼氏に助けを求めるのがカノジョッ!!」
「そ・・・そかっ!!ゴメンナサイッ!!」
シマッタ、私、カノジョ失敗だぁ~。
「なんでわざわざ、こんなトコ入ったと・・・・」
「へ?」
「いや、なんでもねぇし!そんなことよりっ、練習してみろ!」
「キャア、イヤ、オバケコワイ。タノモシイカレシサンタスケテ→」
「大根役者めがっ・・・」
「すすすミマセンっ!」


