カノジョのお仕事★


一応、乃乃の血縁だし、公衆の面前なので王子様は保っとく。


「乃乃、彼のコト僕にも紹介してくれないかな?」


「あ。ゴメンね律。ヒロ兄、こないだもチラッと会ったの覚えてる?榎木千尋って言ってね、私のお兄ちゃん♪今日から教育実習生なんだって!」


「へぇ。ヨロシ・・・・」



どうでもいい情報にもっともらしく頷きながら手を差し出し

ピタッと止まった。





「・・・・お兄さん、その若さでご結婚なさってますか?」

「・・・・いいや。」




怪訝に視線を上げた俺に、男がほほ笑み返す。

全く目が笑ってないですけど?








「お兄ちゃんとは呼ばれてるけど、乃乃とは兄妹じゃないよ。家は隣。」

「・・・・・」

「あっは~★そーだっけ。」




・・・・。





能天気に笑っている隣のカノジョを力の限りド突いてやりてぇ・・・。







何が兄ちゃんだ!


巷ではソレを赤の他人っつーんだよ!!

ドアホッ!!!