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「あんれ?今日は昨日とは打って変わってゴキゲン斜め?」
俺のトコロに来た小吉が俺を見て首を傾げた。
俺はそれには取り合わず・・・
「小吉・・・飴あんならくれ。」
「うん?あるよー。」
渡された飴を口に放り込んで――――
ガキッ、バキッ、ガリガリガリッ★
「おぉぅ・・・最強度を誇るクロ飴を瞬殺で噛み砕いたよ、この王子様・・・」
「・・・足りねぇ。もいっこ。」
「ヤダよッ!なんか飴が勿体ねぇ!つかカワイソーだっ!」
チッ・・・
まだ破壊したりなくて、犬歯をガチガチ鳴らしている俺に、小吉がビビリ顔で一歩後退去る。
「ひょっとして律のゴキゲン斜めの原因って、乃乃ちゃんのクラスに来た教育実習生の所為?」
その言葉に俺の眉間の皺がより一層濃くなった。


