カノジョのお仕事★


小吉は口に放り込んだ飴にホクホクしながら、やれやれと首を振った。


「全く性格の悪い王子様。んな意地悪して喜んでないで教えてやればいいのに。乃乃ちゃんカワイソーじゃん。」


「別に意地悪なんてしてないし、喜んでナイだろ?」


「メッチャ顔緩んでますけどー?二割増しくらいでヤニ下がってますけどー?」


「二割増しても、オマエのマジメな顔より何倍もマトモだけどなっ。てか、ヤニ下がってねーよ。」




小吉が呆れ顔をする。



「ったく。乃乃ちゃんに嫉妬丸出しで縋られたのそんなにウレシイの?」

「・・・・。別に?」





乃乃がプリグラの概要を知って、飛んできたのはついさっき。

昼休みに言ったときに反応が薄かったのは、その催しは知っていても内容まで知らなかったからだ。





そーでなくっちゃ、

俺がこんなバカげた催しに参加する意味がないってもんだ。