小吉まで加わって、一層煩くなった家から早々離脱し、乃乃を家まで送っていった。
ん~、でも少し気に食わん。
「チッ、カノジョの誕生日だってのに彼氏として大したコトしてやれなかったのが悔やまれる・・・」
「えへーっ♪でもこれだけでジューブン嬉しいよ?」
「甘い。俺の彼氏力ナメンナよ?オマエごときもっと有頂天にさせてやるくらい朝飯前だ。」
「じゃ、次の行事に期待しとくーっ!」
「当然だな。」
そんなことを話しているうちに乃乃の家に到着した。
「プレゼント本当に嬉しかった、アリガトウ律。大事にするね。」
俺に向き直ってニパッと底抜けに明るい笑顔を浮かべる乃乃を話そっちのけで見下ろす。
そいえばコイツ、ココ最近のカノジョの仕事ボイコットはルナをフィアンセと間違えたのが原因なんだよな。
別に迫られて戸惑ったとかじゃねぇんだ?
・・・チッ、なんだよ。
反省して損した。


