俺は溜息を吐いて、乃乃に向き直った。
「アイツは俺の妹だ。」
一瞬呆けた面持ちになった乃乃が次の瞬間叫んだ。
「ええっ!!いもうと!?そ、それでフィアンセ・・・律、禁断のあ
「違う!!!」
すぱっと乃乃の妄想を切り捨てた。
「落ち着いて聞け。フィアンセってのはアイツの面白くもねぇ嘘だ。お互いに恋愛感情なんざ一ミクロンもナイ。よもやブラコン、シスコンですらない。単なる妹。OK?」
乃乃はこくこくと頷いて、途端にはっとしたようにまたも叫んだ。
「いいいいもうとーっ!?ってことは私より歳下!?中学生!?私、胸もクビレも身長も、全部負けてるぅ」
・・・そこ、オマエに劣るやつなんか、逆にそういねぇとは思うケド
「ちなみに中二だ。」
「一個ならず二個も歳下――っ!??」
大ショックを受けたらしい乃乃。


