カノジョのお仕事★







「・・・・のやろ~」

「あたたっ・・・ごごごごゴメンナサイッ!」




平謝りする乃乃。




どうしてコイツはこうもソソッカシイんだ。



内心文句を吐きつつ、そこにいるのが信じられなくて


どう言葉をつづけていいのか戸惑っていて、






不意に視線が乃乃の手に止まった。



まるで子供が蝶を捕まえた時にそうするように合わせた掌から
やっぱり蝶みたいなリボンが覗いていた。






「これ、律だよね?」

「ああ。」


ちょっとホッとした。





突っ返されんのもヤダったからカードも何も付けなくて、

ひょっとしたら俺だって気付かないんじゃねぇかと思ったから。