私はプレゼントを握りしめ、みんなに叫んだ。
「ごめんねっ、私、・・・・行ってくる!!!」
唐突かつ説明不足なセリフだったけど
みんなは分かってくれたみたいだ。
走りだしたところである事を思い出し、私は振り返った。
「遊人!アリガト!だけどゴメンね!」
スキって言ってくれてアリガト。
慰めてくれてアリガト。
だけどゴメン。
私がカノジョになりたいのはただ一人なんだ。
「言っただろ?俺は元気な乃乃がスキだって!だから元気になってきて!」
「ん!ガンバル!!」
眩しいくらいの笑顔にそう宣言して、私は駆けだした。


