ドキマギしながら見詰めていると、王子様は唖然としているメグちゃんとリコちゃんに笑顔を向けた。
「君達、乃乃のトモダチだよね。乃乃と付き合う事になったのでこれからも宜しく。」
「「・・・・はぁ」」
「それで今日はカノジョと一緒に帰りたいんだけど、イイかな?」
「「・・・・はぁ」」
「ありがとう。じゃあ、乃乃帰ろうか。」
「・・・・はぁ」
私の鞄を持ち上げて、笑顔で私に手を差し出してくる王子様。
ここは仮面舞踏会!?って錯覚。
ってコトは、
ワタクシ王子様にダンスを申し込まれているお姫様~!?
舞い上がった私は『おーっほっほっほ』とヘンな高笑いを披露しながら王子様の手を取って教室から立ち去った。


