「乃乃」
後ろから声をかけられて振り向くと、遊人。
遊人の視線は窓の外に向いていて
「さっきのが大河内のフィアンセ?」
「・・・うん」
私が頷くと、遊人は「そーかぁ・・・」と頷き、私に顔を向けた。
「俺はね、大河内は絶対乃乃のコト好きだと思ってるよ。だから乃乃が大河内のコト好きならもうちょっと頑張ってみなよって言ったの本気だよ。」
律が私のコトスキ・・・か。
私が律のコトスキなのは本当だけどね?
「だけど、乃乃が悩んでるみたいだから、もいっこ選択肢」
「え?まだなんか選択肢?あるの?欲しい!」
飛びついた私に遊人は人差し指を突き出し、ニコッと笑った。
「俺のカノジョになる♪」
・・・・・
「へ?」


