カノジョのお仕事★








「「「略奪!?」」」







リコちゃんのトンデモ発言に素っ頓狂な声を上げた私達三人。

リコちゃんは至って穏やかに笑顔を浮かべて続けた。



「あら、そんな驚く事でもないわよ。聞けば、あの王子、乃乃に手を出そうとしたんでしょう?」

「ん・・・まぁ。あれは血迷ったんだと思うけどぉ。」




これまでカノジョのお仕事のご褒美でほっぺたとかにちゅーはしてくれたけど。

それ以上はしてくれなかったもんね。

律のカノジョに相応しいって認められたらちゅーしてくれるんだって信じてたけど。



・・・本当は違うんだって、今なら分かる。




私がどんなに頑張っても、フィアンセさんがいるから、多分律はする気なかったんだよね。