「利用されてるだけってのはもう分かったでしょ?これ以上傷つく事はないんだからさっさと割り切って、あんな男捨てなさい!」
「いや、だからちょっと待ってよ。それこそフィアンセってのは名ばかりで、別にスキじゃないかもよ?」
そこに遊人も参戦してくる。
両者、一歩も譲らず。
どっちが正しいのかな?
ナニを選択すればいいんだろ。
私、どーすればいい?
「どうするかは乃乃が決めればいいのよ。」
相反する言い合いを遮るようにリコちゃんが静かにきっぱり言い切った。
「だって、これはアナタの恋愛なんだもの。」
そう言ってにこっとほほ笑んだリコちゃんはとても頼もしくて、女神に見えた。
んだけど。
「とりあえず選択は大きく二つね。」
「二つ・・・?」
「一つはメグの言うとおり、きっぱりさっぱり諦めてしまう。もう一つは―――
そのフィアンセから略奪するのよ。」
RYA・KU・DA・TU!?


