「別れちまいなさいっ!」
断固そう繰り返すメグちゃんに、私はのろっと頭を上げた。
「別れたら、この苦しいの治る?」
胸が苦しーんだよ。
どーしたら治るかな。
別れたら治るなら、別れるのが正解、なのかな?
「・・・それは」
メグちゃんが口籠った。
机に突っ伏してまた同じ言葉を繰り返す私をリコちゃんが優しく撫でてくれた。
「乃乃がそんなに苦しいのはね。乃乃があの王子様に本当に恋してるからよ。」
「・・・恋?」
「そう。最初は単純に彼氏が出来た事が嬉しくて舞い上がってただけだったかもしれないけど、一緒にいるうちに彼自身を本当にスキになっちゃったの。」


