王子の単語にきゅうっと胸が痛くなった。
「あのさ・・・律にフィアンセいた。」
「「「は?」」」
王子様のとんだシークレット情報に三人は素っ頓狂な声を上げた。
昨日のコトをぽつぽつと説明する。
思えばなんかジェットコースター並みの一日だったなぁ・・・。
驚くことがあり過ぎて、
家に着いてから少しずつ理解していくうちに
へこんだ。
メグちゃんが呆れたように吐き捨てた。
「ばっかじゃないの?ヤツに愛されてんじゃないコトは最初から分かってて付き合ってたんでしょ?何で今更そんなコトで傷つくの、アンタは!」
「・・・そうなんだけどさ。」
そう言いながら、机上で発見した消しゴムのカスを指でこねる。


