~~~ side 彼女 ~~~







グダグダと机に突っ伏していた。


「見ていて鬱陶しいわね。何があったのかさっさとゲロったらどう?」



のろっと顔を上げるとメグちゃんとリコちゃん、珍しく朝からいた遊人も前の席から私を見ていた。





「なんかぁー元気でないんだよぉ。力でないのぉ。」


「風邪でも引いたかしらね。」


「そーかもぉ・・・」


「嘘吐け!!」



メグちゃんがピシャッと言いきった。




「アンタ、今朝は王子と登校してナイわよね?ヤツとなんかあった以外にないじゃないのよ!」





メグちゃん鋭いな。