たった1つのラブレター

「私、このまま走るね。
こっちの方が走りやすいと思うし。」
と、笑顔でいった。

「やめといた方がいいよ!
危ないし、それに滑ってこけて
捻挫なんかしたら大変じゃん」

「大丈夫。
・・・信じて。」

-信じて-
俺が、言った言葉だろ…。
それ。
あぁ、分かった、
信じるよ。