貴方は私の―――




「……ただいまー」


駿と過ごして一年と少し。


今までこんな事は無かったのに、どうしたんだろ。


不思議に思いながらローファーを脱ぎ、玄関からリビングへ。


そして私は、



「あれ………何、コレ」



テーブルの上に置かれた、二つ折りのソレを見つけた。