~ angel letter ~

私はいつものように朝食を食べ、髪を結い、あなたをおいて高校へと出かけました。



いつもの時間に改札をくぐり、いつものように友達と待ち合わせているローカル電車の車両に乗り込みました。




プシューとドアが閉まり、私はあなたからどんどん遠ざかって行きました。





「あれ、どうした~? なんか元気ないじゃん」


友人に心配されても、そっけなく振る舞うつもりだったのです。






けれど……