* * *
あれから1週間…
郁弥の意識は全く戻らず…
警察の包囲網に逃げられずと判断、川元さんは自殺した。
私は看護師に促され、休憩しに、ICUを離れる。
「珠希さん・・・」
留奈さんが郁弥の見舞いに来てくれた。
「佐久間君の具合はどうですか?」
私たちは休憩室のソファーに座り、話し込む。
「意識の方はまだ・・・」
「そう…」
ピクッとお腹の赤ちゃんが動いた。
「珠希さんも身重だし…付き添い…大変でしょ?」
「いえ…」
考えたら、留奈さんと郁弥は異母姉弟なのよね。
あれから1週間…
郁弥の意識は全く戻らず…
警察の包囲網に逃げられずと判断、川元さんは自殺した。
私は看護師に促され、休憩しに、ICUを離れる。
「珠希さん・・・」
留奈さんが郁弥の見舞いに来てくれた。
「佐久間君の具合はどうですか?」
私たちは休憩室のソファーに座り、話し込む。
「意識の方はまだ・・・」
「そう…」
ピクッとお腹の赤ちゃんが動いた。
「珠希さんも身重だし…付き添い…大変でしょ?」
「いえ…」
考えたら、留奈さんと郁弥は異母姉弟なのよね。