「おはよっ」



「!?」



珠希は例のミニスカスーツで登場。


「おはよー」


今日は土曜日。
互いに休日。


「シャワー浴びてたんだ…」


「そうだけど…お前も浴びたらキモチいいぞー」



「うん…」


珠希は三面鏡の隅に置かれたホテルのアメ二ティーグッズを探る。


珠希はグッズの中から黒のゴムを手にして長い髪を後ろで一つに束ねた。



普段は長い髪の下に隠れた珠希の項。



「何?郁弥」


俺は珠希の背後から抱き締めて、項に唇を寄せた。




「郁弥っ…んっ…」

その色っぽい声が俺の官能をそそる。