泣いたり、笑えたり出来る自分にまだ人の暖かさがあるのだと自覚し、 同時に晴れやかなスッキリとした気分だ。 明日は良いことがありそう。 無くても、慧君といるだけで幸せだし。 とにかく、明日も早いんだし今日は寝るかー。 もらった薬を飲み、自室の電気を消しベットへ寝込む。 「おやすみなさい、慧君」 この場にいない彼を想い浮かべなから夢へと眠りは誘う。