「……ったくよー…。」


「わーい!莢葉! 桜神さんも行くって!」


「やったぁ!桜神さん大好きー!!」


「……おい莢葉…そういうこと、他の奴に言うなよな。」


「……ん?」




隣で瑠璃がほくそ笑んでいたけど、意味が分からなくて誰も教えてくれなかった。






「歌うぞー!」


「よっしゃ、俺もー!」




幹部四人と私と瑠璃でカラオケボックスに入る。


そして、いつも通り船頭を切って歌うのは瑠璃と櫂(カイ)。