雫-シズク-

おもしろくない気持ちが体の奥からむくむく上がってくる。


僕だって会いたいのに……!


そんな嫌な感じのまんま夕ご飯と自習時間が終わると、葵さんと一緒にお風呂に入る時間になった。


一緒って言っても一人で先に行ってしまう葵さんのあとを追いかけていくだけで、話は全然できないけど。


そして僕のことなんか見えないみたいに葵さんがさっさと服を脱いでいく。


そのなんとなく見えた葵さんの体に、僕はびっくりした。


体のあちこちに、傷みたいなあとがある……?


あんまり見ちゃいけない気がしたけど、どうしても気になってしまった。