急に心臓が勝手に激しく鼓動し始めて息がうまくできない。
ちりちりと指先に刺激を感じたと思うと少しずつ感覚がなくなっていって、突然の体の異変に脂汗がしたたり落ちる。
「……くる……しっ」
頭の芯が白く痺れて浅過ぎる呼吸に喘ぎ始めた時、俺の耳に言葉が届いた。
それも、最も絶望的な一言が。
「……佐伯くんの死亡が、確認されたようです……」
いつ病院から電話がかかってきたのかも、誰と誰が話しているかもわからなかったけど、その言葉だけがはっきりと聞こえてきて確実に俺の心をぐしゃりと音を立てて握り潰した。
そして次に訪れたのは、なにも見えも聞こえもしない無重力に包まれた真っ暗闇だった。
ちりちりと指先に刺激を感じたと思うと少しずつ感覚がなくなっていって、突然の体の異変に脂汗がしたたり落ちる。
「……くる……しっ」
頭の芯が白く痺れて浅過ぎる呼吸に喘ぎ始めた時、俺の耳に言葉が届いた。
それも、最も絶望的な一言が。
「……佐伯くんの死亡が、確認されたようです……」
いつ病院から電話がかかってきたのかも、誰と誰が話しているかもわからなかったけど、その言葉だけがはっきりと聞こえてきて確実に俺の心をぐしゃりと音を立てて握り潰した。
そして次に訪れたのは、なにも見えも聞こえもしない無重力に包まれた真っ暗闇だった。


