初めて堂々とさぼった俺は、葵さんに帰ると言った時間よりずいぶん早く学園の玄関をどたどたと駆け上がった。
一応指導員に見付かったらどうしようと考えたけど、どうしても走るのを止められなくてその勢いで食堂を突っ切る。
手の平に握りしめた二つの小さな鈴のキーホルダーが、ぶんぶんと腕を動かすたびにちりんちりんと透き通った音を鳴らしている。
これは自分を忘れられないよう、いつでも思い出してもらえるようにと、走って帰る途中に飛び込んだ雑貨屋で買った物だ。
そこで一番最初に目に付いたきらきら輝く青い鈴。
その俺から葵さんへの初めてのプレゼントに淋しさもまぎれていた。
こんなに早く帰ってきて葵さん驚くかな!?まさか怒らないよね!?自分はいつも学校をさぼってるんだから文句は言わせないぞ!
そして勢いよく階段を上がった俺は、弾む息のまま部屋のドアを開けた。
一応指導員に見付かったらどうしようと考えたけど、どうしても走るのを止められなくてその勢いで食堂を突っ切る。
手の平に握りしめた二つの小さな鈴のキーホルダーが、ぶんぶんと腕を動かすたびにちりんちりんと透き通った音を鳴らしている。
これは自分を忘れられないよう、いつでも思い出してもらえるようにと、走って帰る途中に飛び込んだ雑貨屋で買った物だ。
そこで一番最初に目に付いたきらきら輝く青い鈴。
その俺から葵さんへの初めてのプレゼントに淋しさもまぎれていた。
こんなに早く帰ってきて葵さん驚くかな!?まさか怒らないよね!?自分はいつも学校をさぼってるんだから文句は言わせないぞ!
そして勢いよく階段を上がった俺は、弾む息のまま部屋のドアを開けた。


