見上げる空が小さくなるくらい背の高い木が両側に生い茂る道を並んで歩いていると、前の方で俺達より先に出た数人の子供達が騒いでいるのに気付いた。
「あれ公園の方だよね。どうかしたのかな」
学園から国道までは長い一本の砂利道で、途中には狭い公園が一つだけある。
そこは大人ほどの背丈の植木で囲まれているせいか、昼間でも薄暗くて今まで入ったこともない。
葵さんは関心がなさそうに少し顔を向けただけ。
すぐにその子達が走っていったから、動物でもいたのかと思って公園を通り過ぎようとした時、小さな悲鳴のような声が聞こえた気がした。
「葵さん、今なんか聞こえなかった?」
「……いや?」
思わず立ち止まって耳を澄ますと、今度はざざざっとなにかを引きずるような音が聞こえる。
犬でもいるのかな?
「あれ公園の方だよね。どうかしたのかな」
学園から国道までは長い一本の砂利道で、途中には狭い公園が一つだけある。
そこは大人ほどの背丈の植木で囲まれているせいか、昼間でも薄暗くて今まで入ったこともない。
葵さんは関心がなさそうに少し顔を向けただけ。
すぐにその子達が走っていったから、動物でもいたのかと思って公園を通り過ぎようとした時、小さな悲鳴のような声が聞こえた気がした。
「葵さん、今なんか聞こえなかった?」
「……いや?」
思わず立ち止まって耳を澄ますと、今度はざざざっとなにかを引きずるような音が聞こえる。
犬でもいるのかな?


