「っ…」 花純は起き上がらない。 重なり合ったまま。 なにこれ? どういうこと? 俺バカだから期待しちゃうって。 「花純…?」 「うん?」 「あの… ま、いっか」 俺もこうしときたいし。 どいてなんて言わないことにした。 なんたって、俺好きだし。 花純のこと。