「ぇっぇええええええええ!?」
彩菜ちゃんは朝から、みんなの鼓膜が破れるような大きな声を出した。
...さすが彩菜ちゃんだよ。
「ほっほんとにほんと!?」
「あたし、彩菜ちゃんに嘘つかないもん!」
「えっ、なんで?!パニック!」
必死に慌ててる彩菜ちゃん、可愛すぎ!
「この前ね、何かあたしが隠しててケンカしたでしょ?
...あれ、蓮君とのことで言っちゃダメっていう約束が出てたの...
本当にごめん...!」
「今、なんか言われても頭に入んないよ!」
「ぇえ、でもぉ...
あっあと、今同棲っていうのしてます...」
「はぁぁぁぁっぁぁあぁぁ!?」
彩菜ちゃんが目を輝かせて家に行きたいって言えたのは、それから3日後くらいだった。

