そうやってじゃれ合いながら事務所に着いた。 その間、ずっと離されなかった手。 思わず笑みがこぼれた。 「ん?どした?」 「なにも♪」 「ふぅん...変な奴ぅ~」 「ふん!変でよかったね!」 「...変で悪かったね。じゃない?普通」 「あっ...それです..////」 「はははっ」 社長室に向かう最中、普通緊張するはずなのに こんなにリラックスできるのは蓮君が隣にいるから。