「...じゃあ、熱愛は嘘?」
「ん、当たり前。マジで俺花純しか好きになれない」
そう言うと花純は俺に向かって飛び込んで抱きしめた。
「よかった。...やっぱり蓮君を信じてよかった」
「え..?//////」
珍しく大胆な花純に俺は照れながら聞く。
「あのね部屋にいるとき、ずっと蓮君はそんなことしないし、熱愛はデマだってちょっとの期待を信じてたんだ...蓮君は紅愛さんと付き合ってないって。
信じて、また話し合えてよかった」
「花純..」
俺はぎゅーっと目いっぱい花純を抱きしめた。
失いたくない、大事な人。
自分より花純の方が大事。
絶対離れない。