そんなある日。 あたしはいつものように、彩菜ちゃんと一緒に学校から帰ってきてバイバイした。 もう、彩菜ちゃんとはいつも通り。 笑いが絶えない。 さっきのすごく笑ったことを思い出しながら、あたしは鍵穴に鍵を差し込む。 ドアを開けながら、あたしは蓮君の笑顔を思い浮かべる。 …幸せ!