「お前、マジすげー」 「ん?」 「料理うますぎ」 「…ありがとっ」 赤く頬を染めて笑う花純に俺は癒された。 そして、うまいメシは5分かからず空っぽになった。 …もっと食いたかったな。 そんな欲を抱きながら、俺は仕事の準備をする。 今日は、今までで一番気合いを入れる仕事がある。 だから、花純にも気合いを入れてもらおう。