―チュンチュン 「…くんっ、れっ…」 途切れ途切れで聞こえる、俺の大好きな人の声。 聞くだけで、目が覚める。 「ん…」 「っ!蓮君、起きて起きて~!」 「…朝から元気だな、おはよ」 俺は伸びをして花純を見た。 だぼだぼのパジャマを着て、寝癖がちょっとついた花純もまた可愛い。 朝から好きな人見れるとか幸せ。 「おっはよ!」 ―チュッ 俺はしっかり目が覚めるように、キスをした。 「っ…!わっ!蓮君!」 花純は少し固まった後に、反応する。 朝から癒されるわ…