「じゃあねー!」 「うん、また明日ぁ」 「なぁなぁ、今日さあそこ寄らねぇ?」 「おぉ!いこー」 屋上から校庭を見下ろして、みんなが帰るのを見送る。 結局あたしは、昼休みから最後まで授業に行かなかった。 ずっと屋上。 なぜか、青い空を見上げてるといろんなことに真剣に向き合えた。 空が悩むなって言ってるみたいで―。 居心地がよすぎて、屋上を抜けられなかったんだよね。