【完】イケメン芸能人と甘い恋!?





「なぁ、花純。確認もせずドアを開けたら危険だと思わない?」






「…」







「もし、ドアを開けて犯人が立ってたらどうするんだよ?」







俺は花純の頭をなでながら問いかけた。








そして花純はしばらく悩んでから、言った。








「…やっつける」








そう言った花純の目は真剣だった。












はぁ…








なんでここで、“やっつける”って単語が出てくるんだよ。












なんだか、自分が幼稚園児に叱ってる先生のように思えてきた。