蓮君はそんなあたしを無視して、隣の寝室にあたしを運んだ。 「ちょっと!まさか、あたしを本当に食べるの?!」 「…」 無視が一番やだよぉ… 泣きそう。 「蓮君ってっ、本当に人間をっ食べるのっ?…うぅっ…ひっく…」 いつの間にかあたしの目からは涙があふれ出ていた。 だって、蓮君が悪魔なんて… そんな感情に浸ってると、頬に温かい感触がある。 ーペロッ 「ひっ!」 蓮君に涙、舐められてる… これが蓮君にとってあたしたちのお茶代わり?