「ひゃっ、あのっ…!」 「いいから。怪我人放っておくなんて無理に決まってんだろ?」 「えぇぇっ」 「うるさいな」 「…なっ!」 「うそうそ、ここでちょっと待ってて」 公園のベンチに座らされて、あたしはポケンとしたまま。 だって、 今あたし、 蓮君と会話してたよね?!