「千南?どうした?」


可愛らしい女の子は千南さんというらしい


「ねぇ、鈴谷さんって、もしかしてピアノ弾ける?」


「えっ…」


千南さんは目を輝かせていた


まるで確信があるみたいな…


「何で千南が知ってるんだ?」


私が答える前に柳田が答えていた


嫌な予感がする…


「だって!鈴谷華音といえば…」