翌朝、家まで迎えにきてくれた剣都に手紙が届いたことを話した


「そうか、よかったな」


「何でそう思うの?」


まだ手紙の内容は言ってないのに


「顔を見ればわかるよ。

迷いがなくなった気がする。

違うか?」


「…ううん、違わない」


やっぱり剣都は私のことをよく見ててくれてるんだね


言葉は少なくても、その瞳に私が映ってるんだってわかるよ