愛のMelody【完】

剣都side


冬休みがあけても華音の姿はなく


連絡を取る手段もない


一方的な別れを受け入れられず


華音を忘れることも出来ずにいた


どうすることも出来ず、ただ漠然と毎日を過ごしていたある日


「剣都ーっ!

ビッグニュース!ビッグニュースっ!!」


「何だよ。朝からうるさい」


ハイテンション過ぎる陸についていけない


「何だよその言い方~。

お前が今、一番欲しい情報を持ってきたっていうのに」