愛のMelody【完】

その日の夕方、私は銀河くんの病室に向かった


「太陽くん…」


病室の前には太陽くんがいて、私を見るなり冷たい目をした


「何しに来たんだよ」


「あの…、銀河くんのことが気になって…」


「もうここには来ないでくれ。

あんたの顔なんて見たくない」


「太陽くん…」


「最低だよ。

あんたも、銀河も…

華音が可哀想だ…」


そう思われても仕方ないけど…


「銀河くんは悪くないの!

悪いのは全部私だから…」