愛のMelody【完】

しばらくして「ごめん…」と言った


「銀河くん…?」


「デート、出来ない」


「どう、して…?」


この前は頷いてくれたじゃない…


「華音を裏切ることになる」


華音……


やっぱりそうか……


「どうしても、ダメなの?」


「ごめん…。

一度でも、華音に嘘をついたら、俺は華音の前で笑えない。

華音だけは、失いたくないんだ…」


「そっか……」


そんなにも華音のこと好きなんだ