剣都は手紙読んだかな…


散々傷つけてきたのに


また傷つけちゃった


私のこと、最低の女だと思ってくれていい


私のことなんて忘れてくれればいい


だけど、そう思うのに胸が苦しいよ


剣都が他の女の子に微笑むのがたまらなく嫌だ


「華音?どうかした?」


「え?あ、何でもないよ」


銀河といるのに剣都のこと考えちゃう


こうすることを選んだのは私なのに


剣都に会いたい