私は優実の病室を後にした


来なければ良かった


友達だと、信じていたのに


酷すぎる…


私はその足で銀河の病室に向かった


銀河はまだ目を覚ましていなかった


そっと近付く


点滴のために布団から出た左腕


その腕で、優実を守ったんだよね


ねぇ、銀河…いつからなの?