翌朝、私は優実の病室の前にいた


信じてるから大丈夫


だけど、ほんの少し、ほんの少しだけ


優実の顔を見るのに緊張していた


すると中から大きな声が聞こえていた


「ねぇ、銀河くんは?大丈夫なの?

どうなのっ?!」


どうして銀河のこと知ってるの?


「優実、落ち着いて。

もしかして一緒にいたのって銀河くんなの?」


「うっ、うぅ……

私のせいで…銀河くん……」


本当にふたりは一緒にいたの?