愛のMelody【完】

管で繋がれ、ベッドで眠る銀河の姿は痛々しい


「銀河……」


早く目を覚まして……


「華音、今日はもう遅いから帰ろう。

送っていくから」


窓の外を見ると真っ暗だった


「でも…」


銀河のそばにいたい…


「大丈夫だから。

ちゃんと休まないと華音が倒れる」


「うん、わかった……。

銀河、明日また来るからね」


後ろ髪を引かれる思いで病室を後にした